外に出られない今だからじっくり考えたい、人材育成戦略策定のコツ
はじめに
コロナウィルスの影響で行動制限がかかる中、これを機に腰を据えて自社の人材育成戦略について考えたいという声を多く頂いております。そこで少しでも皆様のお力になれるよう、弊社秋吉がシンガポール日本商工会議所 2020年3月号月報に寄稿させて頂きました記事をご紹介します。
弊社拠点を置くシンガポール市場を前提とした内容となっていますが、立場に関わらず幅広く流用可能な内容になっておりますので、是非ご一読下さい。
寄稿文概要
タイトル
「人材育成戦略に求められるストーリー性」
想定読者
以下、1つでも該当項目がある方にはおススメです。
- 人材育成体系を見直したいが何から手を付ければいいかわからない。。。
- 今の育成体系が正しいのか自信がない。。。
- 会社全体の生産性を向上させたい。。。
- 日本人駐在員が減る中で、海外現法の統制に苦労している。。。
- 企業理念を浸透させたいが上手くいかない。。。
構成
- はじめに
- 変わりゆく駐在員の役割
- 「採用」か「育成」か?
- まず初めに考える事とは?
- いきなり対策から考えない
- 人材育成戦略の前にまず事業戦略
- 人材育成とはあるべき人材像と現状を埋める活動
- あるべき人材像の定義と具体策
- あるべき人材像を定義する4つのスキル分類
- スキル要件の見える化による離職率の改善
- スキル分類によって異なる育成施策
- 価値観浸透の力
- 企業統治の手段としてのMindset
- なぜ組織に共通の価値観が浸透しないのか?
- 「普通わかるよね」ではわからない
- 自組織におけるあるべき考え方・行動について合意形成する
- 業務以外の会話の重要性
- 共通言語による生産性向上
- スキルを「共通言語化」する
- 「行動」よりも「思考」に働きかける
- まとめ
- 会社の状況・方向性に応じて最適なHOWは異なる
- ストーリー性のある人材育成戦略の策定手順
寄稿者プロフィール
秋吉寛信。プレセナ・ストラテジック・パートナーズ(シンガポール/マレーシア)執行役員。
米国公認会計士。
<略歴>
- 北海道大学でMBA取得後、大手コンサルティング会社Accentureに入社。
- 幅広い業界で、多種多様な改革・企業統合の企画・実行を支援。
- また社内の育成担当として、コンサルタント育成計画の策定や、社内講師も担当。
退職時Senior Manager。
- Precena Strategic Partners入社
- 若手から役員まで幅広い層に対して、主に思考系スキルの集合研修の講師を担当。
- また人事コンサルタントとして、人事制度の設計支援の実績も保有。
- 2019年よりシンガポール・マレーシア拠点の執行役員としてシンガポールに赴任。
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