社名の由来

「プレセナ」のルーツ

「プレセナ」という単語は、当社創業の3年前、創業者の高田が、著書「ロジカル・プレゼンテーション」の主人公が勤務するコンサルティングファームの社名として創り出したものです。
著書に登場させる社名である以上、実在してはなりません。また、読者の印象に残る語感である必要があります。そう考えた高田は、様々な言語の、様々な意味を持つ単語をランダムに組み合わせて1万語近くの単語を発生させ、その中から、語感が良く、インターネット検索で何もヒットしない「プレセナ(Precena)」という単語を選び出しました。つまり、「プレセナ」という単語は「偶然の産物」なのです。その後、「社名が偶然の産物ではあまりに格好悪い」ということで、「社名の由来を後付けで考える」取り組みが行われました。しかし、1万語の中から選ばれた偶然の産物である「プレセナ」に、それらしき意味を付けることは誰にもできませんでした。

今となっては、それこそが「プレセナ」の大きな意味であると考えています。世界に1つしかない中立的な社名は、「時代に流されることのないユニークで普遍的な価値を、全てのビジネスパーソンに広く提供する」という当社の目標を表していると考えています。
また、高田が乱数で発生させた経緯をたどってみると、プレセナの「プレセ」という部分は、フランス語の「empresse:エンプレセ」から、後ろ3文字が取られていました。英語で言えば「willing」「eager」、つまり「熱心な」「賢明に尽くす」という意味です。そして最後の「ナ」は、何と日本語の「完璧な」から取られていたのです。これは、様々なカスタマイズやすりあわせを行って「お客様に尽くし」、あくなき改善によって「より完璧なサービス性能・品質を目指す」という、当社の姿勢を表していると考えています。

「ストラテジック・パートナーズ」に込めた思い

一方、後半の「ストラテジック・パートナーズ」には設立時の思いが込められています。「ストラテジック」とは戦略的、つまり「我々は常に企業の経営的、戦略的な視点に立って行動をする」という意味が込められています。我々が、研修サービス、人事サービス、教育コンテンツの提供といった視点ではなく、あくまでも「企業経営に役立つ考え方や行動様式の提供」という視点からサービスを展開している理由はここにあります。
また「パートナーズ」とは、共に歩む仲間、という意味が込められています。「コンサルティング」のように、相談者としての第三者的・傍観者的な立場は取りたくない。長期的な視点で、お客様の抱える経営課題を、自分の問題として同じ高さの目線で考える当社の姿勢は、ここに由来しています。