ビジネスコーチング事業

B to Cコーチングの限界

ご存知の通り、プレセナは「コーチング」の専門家ではありません。思考系の研修を中心に手掛けてきたプレセナが、なぜこの場に及んで「なぜ「コーチング」を手掛けるようになったのか」「手掛けることによって何をしたいのか」をお話したいと思います。

「コーチング」はよく「助手席に乗っている」と例えられると思います。運転者はコーチングを受けている本人であり、「どこに行くのかは運転者が決める、コーチは助手席から運転者をサポートする」そういう例えを、みなさんも聞いたことがあるのではないでしょうか。プレセナの社員でも数名、過去に「コーチ」をつけていた者がいます。転職の相談から恋愛相談、人生全般の悩み相談に至るまで、多方面にわたり「コーチ」が自分たちを導いてくれたという経験をしたという声をよく聞きます。

しかし、個人を対象にしたB to Cのコーチングとは異なり、B to Bで企業に「コーチング」を導入する場合、幾つかの難しさや矛盾が生じてきます。もしあなたが真剣に成果を創出したい、または部下に成果を創出させたいと考えているとしましょう。もう待ったナシの状況で、藁にもすがる思いでなんとかしたい時、もちろん外注しても良いならば、外部のコンサルタントに頼むという方法はアリでしょう。しかし、あくまでも「自分たちで成果を出したい」とした場合、助手席に座るタイプの「コーチング」で本当に十分なのでしょうか?

ビジネスコーチング事業とは

企業において上司が部下をコーチングする場合、残念ながら本当に「部下の思うままの方向」に進んでもらう訳にはいきません。もし部下が危険な方向に運転をしていたり、ゴールにたどりつかない道を選んでいたりしたら、上司は助手席からブレーキを踏み、ハンドル操作に手を出して、部下をゴールに導いていく必要があります。

その意味では、プレセナが目指すのは、同じ「助手席に乗っている」でも「路上教習のベテラン教官」のような存在です。もちろん、運転をするのは運転者です。教官が運転をする訳ではありませんし、そもそも教官は運転者に運転を教える目的で助手席に座っています。しかし「ベテラン教官」として、出来るだけ運転者が快適に運転が出来るよう、ゴールにたどり着けるよう道を選び、適切な指導を心掛けます。

このように「ビジネス上のゴールに導くためのコーチング」を、プレセナは「ビジネスコーチング」と呼んでいます。

なぜプレセナがコーチング?

プレセナは「問題解決」や「戦略立案」を中心とした思考系の領域に強みを持ってずっと事業展開を行ってきました。しかし社歴が長くなり、受講者が上層部になればなるほど、本人がゴールを考えるだけではなく、そのゴールに向けて「部下を指導しながら組織を導く」ことへの重要性が高まってきました。

コーチがお客様対してに「意見を述べる」のは一般的には邪道かもしれませんが、プレセナが目指しているのは「参謀型のビジネスコーチ」です。コンサルタントとして、事業会社の幹部として、多数の経験を持つプレセナの講師陣が「参謀型のビジネスコーチ」となり、真剣な成果創出を目指したお客様に伴走します。

サービス全体像

私たちが提供しているサービスは大きく3つに分類されます。

エグゼクティブコーチング

プレセナの経験豊富な講師陣が、ビジネススキルや経営知識などとあわせて、「戦略立案や意思決定」についてのビジネスコーチングを行うサービス。主なお客様は「組織長」の立場の方であり、中堅企業の社長、プロフェッショナルファームの社長、海外現地法人の社長、支店長といった立場の方にご利用いただいています。

ハイブリッド型コーチング

集合研修で戦略立案や問題解決などのワークショップを実施した後に、プレセナの経験豊富な講師陣が「実行支援」のためのビジネスコーチングを行うサービスです。主なお客様は「管理職」の立場の方であり、部長職・課長職の集合研修の後に1クラス全員15~20名ほどに対して「実行状況のモニタリング、コーチング」を行っています。

コーチング研修

米国Gallup社の提供する「ストレングスファインダー®」を用いて、部下にビジネスコーチングを実施するための方法論を、集合研修にて提供するサービスです。Gallup社の認定コーチ資格を持つ弊社講師陣が中心となり、個々人の強みを読み解き、仕事や対人関係、グループマネジメントに活かすための方法論をお伝えしています。

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