About companyプロフェッショナルファームとしての魅力

プレセナにはプロフェッショナルファームの代表格であるコンサルティングファーム出身者が多数在籍しています。プレセナの「プロフェッショナルファーム」としての魅力についてわかりやすくお伝えするために、コンサルティングファームとも比較しながら説明をしたいと思います

現場に直接影響を与えられる「手応え」の大きさ

私たちは「研修プログラム」を多くの企業に提供していますが、提供しているのは「経営に資する研修」であり「研修のための研修」ではありません。多くの企業には経営戦略があり、その戦略を実行するための中期経営計画があり、その計画を中長期で支えていくための人材ビジョンや人材要件があって、それらを具現化するための研修プログラムが存在しています。たまにこのような企業の戦略と繋がっておらず、思いつきで単発で実施するような、いわゆる「研修のための研修」がありますが、私たちはそのような研修は基本的に手掛けておらず「本当に顧客企業の経営に役立つのか」を考えた上で最適なプログラムを提供しています。

元々経営コンサルティングを手掛けていたプレセナ社員の多くがなぜ今「研修講師」という生き方を選んだかといえば、それは現場に直接影響を与えられる「手応え」の大きさです。実はワークショップ型で中期経営計画を作ったり、職場の問題解決をしたりする研修プログラムの場合、やっていることはコンサルティングとほとんど変わらないのです。
そのなかでも大きく異なるのは、検討している主体が誰かということです。コンサルティングの場合、検討の主体はコンサルタントであり、プレゼンテーションを行って上層部の意思決定を通じて変革を推進する、という仕事の進め方になりますから、場合によっては意思決定が思う通りに進まなかったり、実行フェーズになってからクライアントが動かなかったりするなど「手応え」を感じにくい時もあります。しかし同じ内容でも、研修仕立てとなれば検討する主体は受講者である役職者や担当者自身です。研修で検討した内容が、そのまま現場レベルでの合意に至り、明日からの仕事に反映されていくこともあります。これほどの「手応え」を感じることはありません。

また、若手・中堅社員を対象にした集合研修の場合の「手応え」は少し違ったものとなります。役職者の研修ほど具体的な内容ではなく、もっとベーシックなスキル付与となるのですが、日本を代表するようなリーディングカンパニーのある階層の社員「全員」が、自分の教え子となり、自分の教えた仕事の進め方や考え方を活かして日々業務に取り組むと考えた場合、その影響力は計り知れないものがあります。
プレセナではリーディングカンパニーの若手・中堅社員に対して、年間で数万人規模でスキル付与の教育を行っています。コンサルティングアプローチが「点で狭く深く」だとすれば、プレセナは「面で広く浅く」です。私たちが「何を教えるのか」によって、将来の日本企業の競争力に差が出ると本気で考えています。

幅広い業種の企業から学ぶことが出来る「視野の広がり」

プレセナでは現在、100社を超えるリーディングカンパニーに対してサービスを提供しています。コンサルティングアプローチは「点で狭く深く」と書いた通り、通常は同時期に1~2社程度のお客様を担当することとなります。1つのプロジェクトは数ヶ月続くことになるので、年間で担当するのは数社程度というのが一般的です。しかし、研修の場合は基本的に「年間何コマ」というお付き合いなので、同時期に20社・30社のお客様を担当することとなります。またコンサルティングとは異なり研修は「継続前提」ですから、同じお客様の研修プログラムを5年以上担当することも希ではありません。

また、プレセナで提供している「ビジネススキル系」の研修は非常に汎用性が高く、ありとあらゆる業界の仕事で活用されているので、取引先企業の業種幅が広いのも大きな特徴です。プレセナでは社員の知識を広げるために、あえて業界別の担当などを分けていないため、金融・自動車・製薬・通信・ホテル・運輸・SI・商社・・・など、とても幅広い業種のお客様を担当することができます。このようにプレセナの仕事では「面で広く浅く、そして長く」お客様を担当することにより、とても幅広い業種の企業と常に接点を持ちながら、最新の企業経営における課題を学ぶことができるのです。

「先生」として、顧客企業の経営課題の本質に迫る喜び

プレセナは相手にあわせてコンサルティングを行う会社ではなく、「研修教材」という確固たる「プロダクト」を持つ会社です。社員は「コンサルタント」ではなく、この確固たる「プロダクト」を使いこなしてお客様の変革や成長を後押ししていく「講師」であり「先生」であるという点も、コンサルティングファームとプレセナの大きな違いです。「コンサルタント」の場合、なかなか目に見える「プロダクト」がないため「この人は本当に仕事が出来るのか?」など信用されにくい場合もありますが、確固たる「プロダクト」を携え、しかるべきトレーニングを経たプレセナの講師は、登壇した瞬間からお客様に信用され安心されているといっても過言ではありません。

また、お客様のあらゆる階層の課題が如実に露呈してくるというのも登壇における楽しみのひとつです。コンサルタントとして接するのは限られたプロジェクトメンバーであり、また報告会やインタビューの場ではメンバーは「構えて」接してくるため、なかなかその会社の実情が見えづらいのが現実です。しかし「先生」として「多くの受講者」に接すると、あらゆる階層の、あらゆる組織の、ありのままの課題が浮き彫りになってきます。特にプレセナでは、単にテキスト通りにスキルを教えるだけではなく、研修内で実際の業務をテーマに議論・検討を行うワークショップ研修も強みにしており、多くの実績があります。そこで見えた経営課題を、人事部門や、さらに上層部の経営陣とディスカッションすることが、「先生」としてお客様の経営課題に関わる喜びではないでしょうか。

業種や時代を超えて通用する「普遍解」を探し続ける楽しさ

最後に、プレセナは「ビジネススキルの体系化と普及」を手掛けています。これは言葉を変えれば、業種や時代を超えて通用する普遍的な考え方を見つけ出すための「研究活動」を続けているということです。

コンサルティングが「宮大工」とするならば、プレセナは「2×4工法」の会社です。私たちは宮大工ほどに緻密にお客様にあわせたカスタマイズ設計をしようとはしていません。なぜならば、1つのお客様に完全にあわせた「個別解」を作ると、それは他のお客様にあわなくなり、コストアップに繋がるからです。よくある話ですが、10名の人が読む1億円のレポートを作って提供しているのがコンサルティングだとするならば、1,000名の人が読む100万円の教材を作って提供しているのがプレセナの研修事業です。1億円出せるお客様は世の中にはそう多くはないでしょうから、その層だけを相手にしていては世の中に対するインパクトが出ません。プレセナはできるだけ共通化し、できるだけ汎用化し、全てのお客様に満足して使ってもらえる「プロダクト」を世の中に提供したいと考えているのです。
また同様の考え方で、1万円の教材を10万人の人が読むという世界観を実現するのが、現在取り組んでいる「ウェブラーニング」というインターネットを通じた学習システムです。100万円を出せるお客様も限られていますから、本当の意味で「ビジネススキル」を世の中に広めようと思ったら、一般消費者が手軽に入手できるところまで「汎用化」して広めていく必要があります。

「個別解」を作るのは、それはそれで多大な調査や検討が必要となって難しいものですが、ある意味「結果オーライ」も許される世界です。しかし普遍解となれば話は変わってきます。「金融にはあてはまるが、商社にはあてはまるのか?」「商社にはあてはまるが、メーカーならどうか?」「管理職には関係するが、若手には関係するか?」「今は大切だが10年後も大切なのか?」など、業種や時代を超えて通用するかどうかを常に考え続けることが、プレセナの仕事の難しさでもあり、ビジネスの本質を追究し続ける楽しさでもあるのです。

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プレセナ・ストラテジック・パートナーズが目指すのは、「ビジネススキルの体系化と普及」。
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