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About company売上高も利益も追いかけない
プレセナの「ゴール」は売上高や利益の拡大ではない
プレセナでは過去から一度も「売上高」や「利益」を目標として掲げたことはなく、追いかけたこともありません。
それには理由がいくつかあります。まずプレセナのビジネスを考えると、売上高から社員の人件費と、家賃など多少の経費を引いたものが「利益」であるため「利益を出す≒社員の給料を削る」という構図となりかねません。短期的な利益追求姿勢は、中長期的な会社の競争力を損なうこととなってしまいます。
またプレセナの株式の大半は創業者の高田と役員・社員で保有されているため「株主への還元」を過度に意識する必要がなく、短期的な利益よりは中長期的な会社の発展が望まれています。また創業者の高田が社員やビジネスに再投資し、より多くの人たちに「ビジネススキル」を理解してもらうことに価値を見いだしているのも大きな特徴です。
結果として「売上高」や「利益」は、あくまでも私たちがお客様に対してしかるべきサービスを提供した「結果」であると捉えており、「売上高」や「利益」といった目標を掲げて追求するという考えは持っていないのです。
でも「成長や拡大」を志向しないのではない
「売上高や利益を追わない」と言うと、「こぢんまりとした、成長しない中小企業」を志向していると受け取られることがありますが、全くそうではありません。
プレセナのゴールは「ビジネススキルの体系化と普及」です。体系化させるためには、多くの社員の協力が必要ですし、普及させるということは、すなわちプレセナのサービスのリーチ範囲を広げ、日本中・世界中、大企業から中小企業、法人から個人、企業から学生に至るまで、世界の津々浦々に「ビジネススキル」を広げていくということです。
成長するペースは自分たちで決めることが出来ますが、お客様と深く密接にお付き合いしている私たちの中では「供給責任」という言葉があります。例えば、お客様の中で毎年、プレセナがある一定数の受講者たちの教育研修を担当している場合に、私たちが「成長・拡大」しないがために、お客様のご要望に応えることができないとすれば、それは企業としての怠慢と言わざるを得ません。
このようにプレセナでは、「売上高や利益」を目標として追いかけるのではなく、あくまでも増え続けるお客様からのご要望に対して、品質を落とさないよう成長速度をコントロールしながら、きちんと応えていくというスタンスで「成長・拡大」をしています。
結果としては、設立以来、売上高は右肩上がりに成長し続けています。
「目標」は立てないが「予測」は行う
プレセナでKPIとなる数字が一切無いのかというと、これもそうではありません。売上高や利益について、「目標」を掲げることはありませんが、妥当な水準の「予測」は常に行っています。
これは企業経営を行う上で当然必要なことですが、売上高がどの程度になりそうかによって、社員数の過不足が決まってきます。社員を採用してから独り立ちするまでに半年から1年半程度はかかるため、常に半年後・1年後の売上高を予測しながら、社員の採用や教育を行っています。
利益についても同じで、どの程度の利益が残るかによって、投資の規模も決まってきますし、社員の給与水準なども決まってきます。
このように、売上高や利益を「目標」として追いかけるのではなく、妥当な水準を「予測」することで、マネジメントに活かしていくのがプレセナの考え方です。
「目標」は立てないが「予測」は行う、という考え方については、弊社コーポレートサイトでもご紹介しております。